
前回、記事を書いてから随分たってしまいましたね。
ご心配をおかけしましたが、警察にきちんと謝罪してもらい無事解決しました。
ということで、今回はその報告しておこうと思います。
とは言うものの、長くなるのでこの記事は
謝罪を要求するまでの経過を書きます。
*今回の事件の流れについての簡単なまとめはこちらをどうぞ。
→
『事件の流れ(簡略バージョン)』
まず、事件の概要は
こちら。
10月17日に警察が我が家に来て事情を聴かれてから、
1週間以上が経過したものの、その後警察からは何の音沙汰もありませんでした。
一応、「もう話を伺いにくることはないと思います。」と
刑事さんに言われていたので、
自分に対する疑いは晴れたとは思うのですが、
とはいっても、本当に疑いが晴れたのか疑問がありましたし、
それ以上に、気持ち的に納得できませんでした。
また、防犯カメラに写っていた人物を特定する際に
特徴のあるアリさんを手がかりに探し、
動物病院やペットショップを15件くらい聞きまわって捜査協力を求めたということは
警察がどのような方法で聞き込みを行っていたとしても
それらの病院や店からすれば聞き込みの対象となった自分が
何らかの事件に関わっていると思われていることはほぼ間違いない訳です。
それはつまり、今後それらの場所にアリさんと行った場合に
警察が何もフォローしてくれなければ、ペット関連施設に行く度に
「あ、警察に捜されていた犬だ」
とか思われ通報される可能性がないとも言い切れないということだったりもします。
それがたとえ、連れているのが自分であろうと家族の誰かだとしてもです。
自分には全く非がないのに、他人からそんな風に見られるのは
たまったものではありませんし、
こっちにも守らなければならない人や生活があります。
警察からすれば、自分が事件には関係ないということがわかれば
この事件は解決ということになるのかもしれませんが、
自分の側からすればそれで終わりなんてことにはなりません。
例えば、テレビなどでアホな刑事がある人物を犯人と決め付けて
強引な捜査を進めていたが実はその人は全く関係はなく、
真犯人は別にいたなんて話がありますよね。
そういう場合、テレビドラマでは真犯人がわかれば、
捜査過程で疑いをもたれた人に対するフォローなどは当然なく
「ああ良かった」で一件落着だったりします。
でも、現実ではそうはいきません。
正直に告白すれば、今回の件で自分だけに影響が出るとするならば、
運が悪かったんだなと我慢するつもりでした。
自分には霞ヶ関で警察官僚をやっている友人もいれば
普通に交番に勤務している友人もいて、
彼らが普段どれだけ大変な思いをして働いているかを知っているからです。
ただし、それが家族や大切なものにまで影響が出るとするならば
自分は絶対に我慢できないし、許しません。
それに、自分自身としても、少なくとも事件の捜査はどうなったのかは
きちんと報告してもらわないと安心して生活できないですしね。
今になって、この頃のことを振り返ると
基本的に自分は素直に感情を吐き出すことが苦手で
特にそういう負の感情を人に見られることを極度に嫌がる人間な為か
自分の中でかなり溜め込んでしまい、
毎日、相当イライラしていましたからね。
そんなこんなで、警察にはきちんと謝罪してもらうとともに
出来る限りの原状回復をしてもらおうと思い、
10月26日に警察の担当者に連絡をしました。
まあ、どう考えても公安が絡んでいるっぽいので
警察に苦情を言って目を付けられたりする可能性もないとは断言できないため
実はかなりびくびくしていたんですけどね。
ちなみに、質問したのは以下の点について。
1.捜査の経緯及び処理について
・どのような事件の捜査をしていたのか?
・なぜ、自分が捜査の対象になったのか?
・自分に対する疑いは完全に晴れたのか?
・その後、事件はどう処理されたのか?
2.警察からの謝罪
・全く関係ない市民を事件に巻き込んだことに対する謝罪。
・出来れば某警備会社からの謝罪もあればなおよい。
3.原状回復について
・ペットショップや動物病院を回ったそうだが、その後はどうするのか?
→全く関係ない一般市民も「警察への協力」ということで
甘受しなければならないのか?
・他に聞き込みをしたことはないか?
4.提供した写真の扱い
・自分に対する疑いを晴らすために写真を提供したが、
警察に写真を保管されるのは気持ちのよいものではない。
(特に公安には)
→どのように処理されるのか?
で、電話した結果ですが、
翌日(10月27日)に我が家に来て
謝罪をしてくれるとともに
事情を説明してくれることになりました。続く・・・。
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カテゴリ: 缶けり